top of page

ミュージカル講座

  • 執筆者の写真: 劇団劇作家
    劇団劇作家
  • 2009年7月3日
  • 読了時間: 1分

劇団劇作家主催「ミュージカル講座」はものすごくゴージャスです。 青井陽治さんの薀蓄のすごさ。初めて見るお宝映像の数々。着替えに要する時間まで緻密に計算された舞台。ブロードウェイの第一線で活躍する人々の様々な逸話。なによりも「ミュージカルってこういうものだったのか!」と目からウロコがポロポロ落ちて山になるくらい。セントラルパーク・サウスのマンションのてっぺんから見る朝焼けのマンハッタンの情景、「ドリームガールズ」の「これが歌か」と思うほど台詞のようなリアリティに満ちた圧倒的な歌声。日本の歌舞伎や新派、宝塚との比較…。 そして昨日は「コーラス・ライン」の台本分析を細かくやって下さって、自分のいままでのイメージがガラガラと音をたてて崩れて、全く新しい作品が見えてきて、感動しました。 あー、やっぱり本物ってすごい。あと二回でおしまいなんて寂しい…。もっともっと話を聞きたいです。これこそ芸術大学で専攻して一年二年かけて学ぶべき内容です。そうすれば、ミュージカルだけじゃなくて、日本の舞台芸術全体がもっと豊かになるのにな…。講座のあとはいつもコンサートのあとのように軽い興奮をおぼえながら家路につくのでした。幸せ。

福山

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

©2019 gekidan-gekisakka all rights reserved.

bottom of page