劇作家女子会×劇団劇作家共催「ミュージカル講座」無事に終了しました!

皆様こんにちは。 劇団劇作家メンバーになってそろそろ1年ですが、後輩が入るまでは何年たとうがピチピチの新人で押し通すつもりのモスクワカヌです。

さて、劇作家女子会×劇団劇作家共催で開催しましたミュージカル講座。 講師に青井陽治さん、宮川彬良さんという、日本ミュージカル界の第一線で活躍されている方々をお迎えし、ミュージカルを根っこから掘り下げようという今回の企画。 おかげさまで大勢の方にご来場頂き、盛況のうちに終了することができました。


日本の舞台芸術において「ミュージカル」というジャンル確立に尽力されたパイオニアであり、血の通った自身の体験を、著名なミュージカル公演の裏話や創作秘話を交えつつ惜しみなく語ってくださった青井さん。でてくる名前がいちいちビッグなので、ミュージカルファンはそれだけで大興奮です。

「映画版のコーラス・ラインは機会があれば忘れてください」というパンチのきいた名言に、ミュージカルファンを自称しつつ映画版しか見たことのない私は打ちのめされました・・・。


そして、大活躍中の作曲家、舞台音楽家であり、「ウエスト・サイド・ストーリー」を例にして、物語の世界観を表現するために、音の理論がどのようにメロディのなかに組み込まれているかを、わかりやすく、受講者が新鮮な驚きをもって受け取れるように講義してくださった宮川彬良さん。 音楽とはすべからく作曲家のパッションから生まれ出てくるもの、となんとなく思っていた私は目からウロコが剥がれまくり。 宮川さんのピアノと歌で聴いた「somewhere」は贅沢すぎて鳥肌もの。



物語のみならず音楽の世界観を表現するために、その曲がどのような音の理論、計算でもって組み立てられているか。 理論、計算と書くとなんとなく冷たい印象がありますが、その緻密な構造が聴く人の感情を大きく飛躍させる秘密について明かしてもらいました。

しかし、お二人の講義と、その講義を支える経験と知識量がすごすぎて、ミュージカルを勉強する講座なのに早々に

「あ、私、こんなに勉強できないわ・・・」

という諦めモードに入ってしまった私・・・。

来年5月に、劇作家女子会。メンバーとしてミュージカル公演を行うのですが、

果たして私は書けるのか! こんなに難しいことを色々考えてやっていけるのか! 来年までにこんなに勉強できるのか!無理です!

と、講義の間中グルグル。

皆でミュージカルについて勉強しようぜ!的なコンセプトの講義なのに、主宰の1人である私がすでに勉強についていけない気持ちMAXの、大変悲しい事態・・・。

ですが講義の最後、締めに入った青井さんと宮川さんの言葉。

「やっぱりね、ミュージカルの表現が目指すところは世界平和なんですよ」

そう言われて、気負っていた気持ちがストンと落ち着きました。

もちろん勉強は大事なのですが、知らないことが多くてもミュージカルを恐がることはないんだなと。

世界平和という言葉で、講師のお二人から、ミュージカルという表現は懐が深いものなのだと伝えられた気がするのです。

この講義で得た驚きや、自分の目線と違う角度から物事が見える喜び、知識をきちんと来年5月のミュージカルへ生かして、恐れず真摯に取り組んでいきます!

主宰した劇作家女子会。のメンバー、また共催の劇団劇作家のメンバーも、受講者の方とともに驚き楽しみながら、ミュージカルについて学ぶことができた2時間半でした。

あらためて、講師の青井陽治さん、宮川彬良さん、そしてご来場頂いた大勢の受講者の皆様に、心よりお礼申し上げます。



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